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理事長挨拶


2025年を迎え

2025年を迎えご挨拶を申し上げます。
昨年は異常気象、物価高騰、新型コロナやインフルエンザなどの感染症等、私たちを取り巻く環境が大きく変化した一年でした。
特に地域医療を担う医療機関にとっては、物価高騰を医療や介護の公定価格である診療報酬に転嫁できず、大変に厳しい経営環境にあります。
本年は、急速に変化する時代に合わせて「Let's improve efficiency=効率を上げよう」をスローガンに掲げました。
経営の効率化はもとより、地域包括ケアシステムの深化を推進し、医療・介護活動を通じて、地域共生社会の実現に寄与していく所存です。

地域共生社会

地域共生社会とは、住民一人ひとりが何らかの役割を果たし、支え合いながら持続可能な地域を築いていくことを意味します。
この理念は、SDGs(持続可能な開発目標)が掲げる「誰一人取り残さない」という考え方とも一致しています。
ご年配の方々が、ボランティア活動などで地域に貢献されていることに、頭が下がる思いです。
また、医療・介護分野における人手不足や感染症対策という難題も続いています。
人材不足の中でも質と安全を担保しながら、DX化(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、業務の効率化と生産性向上を図っていきます。
特に、在宅医療や居宅介護サービスを強化し、入院と在宅の連携を円滑に進めることで、持続可能な医療・介護体制の構築を目指しています。
変化の時代において、生き残るのは「強い者ではなく、環境に適応できる者」だと言われます。
私たちも時流を読み、変化を恐れず、次世代の新しい発想を柔軟に取り入れながら、地域の医療・介護に尽力してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
聖光会メディカルケアグループ
理事長 西村 直久

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない」持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標です。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。