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院長あいさつ


 2019年4月に西部総合病院の院長に就任してより、早、6年目を迎えようとしております。当院では国の振興策でもある“地域包括ケアシステムの充実”に少しでも貢献出来る様、日々努力しております。すなわち、病診連携、病病連携を大切にし、地域に密着した急性期から療養期までをフルカバーするケアミックス型病院の実現を目指しています。また最近の国連提唱のSDGs(持続可能な開発目標)では、その第7目標である”エネルギー“に着目し、病院機能を維持しながらの省エネに病院全体で取り組んでいます。
 さて、コロナ禍はようやく収束しつつありますが、私達はこれからウイズコロナ時代を過ごさざるを得ません。また、2023年5月より新型コロナウイルスはインフルエンザと同様の第5類に移行し、同ウイルスの危険視からはある程度解放されつつあります。当院としては全職員一丸となり引き続き、院内感染防止対策を継続させ、クラスター発生だけは回避したいと考えています。また必要に応じ、コロナワクチン接種、抗ウイルス薬投与を綿密に実施して行く予定です。
 当院は特色を出すべく専門医療の充実にも注力しています。生活習慣病の両輪である糖尿病外来、循環器外来を連日開設しており、専門医および医療スタッフが熱心な治療、療養指導に専念しております。その他、物忘れ外来、内分泌(甲状腺など)外来、外来化学療法も併設しており、特殊診療を実践しています。是非、いつでも躊躇することなくご利用ください。
「病める人に対し良き奉仕者たれ」が創業理念であります。また当院の基本方針として、スキルアップによる良質な医療提供、円滑なコミュニケーションの維持、患者様へ寄り添う姿勢をモットーに医療活動が展開されています。当院が皆様の健康維持と快適な日常生活に少しでも貢献できれば幸いであると考えています。
医療法人聖仁会 西部総合病院院長 犬飼 敏彦