院長紹介
病院長
挨拶
地域住民の皆様、そして医療、介護、福祉関係者の方々、よろしくお願いいたします。
2025年4月より犬飼前院長の後を継いで院長に就任いたしました。私は2006年に自治医科大学附属さいたま医療センター(当時大宮医療センター)に循環器科教授として着任し、その後自治医科大学附属さいたま医療センターのセンター長(院長)を8年間、さらに2020年からは、さいたま市民医療センターの院長を5年間務め、20年近くにわたりさいたま市で医療に携わってまいりました。
このたび、西部総合病院の院長を拝命いただき、さらに地域に密着した医療に貢献できますことを大変うれしく思っています。
2025年4月より犬飼前院長の後を継いで院長に就任いたしました。私は2006年に自治医科大学附属さいたま医療センター(当時大宮医療センター)に循環器科教授として着任し、その後自治医科大学附属さいたま医療センターのセンター長(院長)を8年間、さらに2020年からは、さいたま市民医療センターの院長を5年間務め、20年近くにわたりさいたま市で医療に携わってまいりました。
このたび、西部総合病院の院長を拝命いただき、さらに地域に密着した医療に貢献できますことを大変うれしく思っています。
地域包括ケアシステムの中核を担う
さいたま市は高齢化が急速に進んでいます。高齢化に伴い増加するのはがんではなく、脳卒中や心不全などの循環器系(心臓や血管)の病気、肺炎、大腿骨骨折などです。このような疾患の増加に伴い、さいたま市では高齢の方の救急要請が増加していますが、救急搬送困難例も少なくありません。
私たちは急性期病棟を中心として、高齢者の救急搬送にできる限り対応して参ります。さらに急性期を過ぎ、ある程度落ち着いた患者さんには、地域包括ケア病棟ですごしていただき、在宅や介護施設への復帰を支援してまいります。また、脳卒中や骨折の患者さんには、回復期リハビリテーション病棟で密度の高いリハビリテーションを行っていただき社会復帰をサポートします。急性期の治療や回復期のリハビリテーションが終了しても、長期にわたって療養を必要とする患者さんには、医療療養型病床も用意しております。
在宅医療が必要な方には訪問診療もおこなっており、介護支援専門員(ケアマネージャー)によるケアプランの作成から訪問看護、訪問介護サービスも提供しています。
私たちは急性期病棟を中心として、高齢者の救急搬送にできる限り対応して参ります。さらに急性期を過ぎ、ある程度落ち着いた患者さんには、地域包括ケア病棟ですごしていただき、在宅や介護施設への復帰を支援してまいります。また、脳卒中や骨折の患者さんには、回復期リハビリテーション病棟で密度の高いリハビリテーションを行っていただき社会復帰をサポートします。急性期の治療や回復期のリハビリテーションが終了しても、長期にわたって療養を必要とする患者さんには、医療療養型病床も用意しております。
在宅医療が必要な方には訪問診療もおこなっており、介護支援専門員(ケアマネージャー)によるケアプランの作成から訪問看護、訪問介護サービスも提供しています。
心臓病・心不全治療からフレイル予防まで
心臓病心不全の患者さんにとっても、急性期の治療のみならず回復期のリハビリテーションは非常に重要な割合を占めます。包括的な心臓リハビリテーションを行うことによって、心不全による再入院や死亡率が減少することが明らかになっています。当院でも今後は心不全患者を対象とした心臓リハビリテーションも手掛けていきたいと思っています。
一方、予防の取組も重要です。心不全は高齢化に伴い最も増加する疾患の一つですが、その危険因子となっているのは、加齢に加えて、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病などの生活習慣病です。当院ではそのような基礎疾患に対する取り組みもしっかり行っていく必要があり、高血圧を含む循環器外来から糖尿病外来なども強化してまいります。
高齢者に多い骨粗しょう症や脊椎・関節疾患、認知症・脳卒中などの脳神経疾患、泌尿器科や皮膚科疾患、フレイル予防まで、健康寿命の延伸に取り組んでまいります。
一方、予防の取組も重要です。心不全は高齢化に伴い最も増加する疾患の一つですが、その危険因子となっているのは、加齢に加えて、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病などの生活習慣病です。当院ではそのような基礎疾患に対する取り組みもしっかり行っていく必要があり、高血圧を含む循環器外来から糖尿病外来なども強化してまいります。
高齢者に多い骨粗しょう症や脊椎・関節疾患、認知症・脳卒中などの脳神経疾患、泌尿器科や皮膚科疾患、フレイル予防まで、健康寿命の延伸に取り組んでまいります。
おわりに
私たちの病院の強みは、急性期から慢性期まで多様な機能の病棟を有しているということです。この特徴を生かして、心不全に限らず様々な疾患に対して患者さんの疾病予防から急性期、そして社会復帰まで切れ目のない医療を提供してまいります。
「病める人に対し良き奉仕者たれ」の創業理念のもとに、各職種の職員が一致協力し地域の皆様の健康維持に貢献し、今まで以上に地域から信頼される病院に成長して生きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
「病める人に対し良き奉仕者たれ」の創業理念のもとに、各職種の職員が一致協力し地域の皆様の健康維持に貢献し、今まで以上に地域から信頼される病院に成長して生きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
医療法人聖仁会 西部総合病院院長 百村 伸一
学歴・経歴
年 | 学歴(内容) |
1976年3月 | 東京大学医学部医学科卒業 |
1978年6月 | 東京大学医学部第二内科に入局 |
1982年1月 | 米国ハーバード大学Beth Israel病院心血管部門研究員 |
1985年4月 | 公立学校共済組合関東中央病院内科医長 |
1986年6月 | 東京大学医学部第二内科助手 |
1988年4月 | 国家公務員共済組合連合会虎の門病院循環器センター内科部長 |
2006年1月 | 自治医科大学附属大宮医療センター循環器科教授 |
2007年7月 | 自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科教授(改称) |
2008年4月 | 自治医科大学附属さいたま医療センター 副センター長 |
2012年4月 | 自治医科大学附属さいたま医療センター センター長 |
2020年4月 | さいたま市民医療センター 院長、自治医科大学名誉教授、客員教授 |
資格および所属学会
- 医学博士
- 日本内科学会認定内科医
- 日本循環器学会循環器専門医
- 日本循環器学会特別会員
- 日本心臓病学会功労会員
- 日本心不全学会名誉会員
- 日本心臓リハビリテーション学会 名誉会員
- 日本臨床生理学会理事
- 日本脈管学会特別会員
- 日本睡眠医学会
- 日本内科学会 他
- European Society of Cardiology (FESC)
- European Society of Heart Failure (正会員)
- European Society of Preventive Medicine
- American Heart Association
受賞歴
年 | タイトル |
2020年 | 第8回日本心不全学会賞 |
2021年 | 日本心臓病学会教育貢献賞 |
専門領域
循環器病学(心不全、虚血性心疾患、心疾患と睡眠呼吸障害)