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栄養科


栄養科では、患者さん一人一人の病状や摂食嚥下能力に合った、安全で安心なお食事を提供することを目標に、スタッフが協力し合って食事作りをしています。栄養サポートチーム(NST)も平成28年11月からスタートし、医師、看護師、薬剤師など多職種と連携しながら患者さんの栄養管理を行い、病気の回復のお手伝いをしています。また、食事療法が必要な方、噛むことや飲み込むことが困難な方などに、栄養指導も行っております。お気軽にご相談下さい。

スタッフ紹介

主任 1名(管理栄養士)
管理栄養士 3名
委託職員 30名(管理栄養士2名、栄養士3名、調理師7名、調理補助18名)

食事について

当院では、病状に合わせて糖尿病食、心臓病食、肝臓病食などの治療食や、摂食嚥下機能が低下した患者さんへ刻み食やゼリー食など個々に合わせた食事の提供を行っています。
入院中の食事のご要望や食物アレルギーにも対応しているので必要に応じてベッドサイドへ伺います。

行事食

入院中でも季節感を感じられるように、クリスマスや七夕など毎月2回の行事食を行っています。
1月 おせち料理(三が日)
2月 節分、バレンタインデー
3月 桃の節句、春分の日
4月 花祭り、昭和の日
5月 端午の節句、母の日
6月 梅雨、父の日
7月 七夕、土用丑の日
8月 暑中見舞い、残暑をしのぐ献立
9月 十五夜、敬老の日、秋分の日
10月 十三夜、ハロウイン
11月 晩秋、小雪
12月 クリスマス、大晦日

行事写真の一例

3月3日 ひなまつり

  • 菜の花ちらし寿司
  • 鶏肉と里芋の煮物
  • 茄子の揚げ浸し
  • 澄まし汁
  • ひなあられ
7月7日 七夕

  • 七夕そうめん
  • 天ぷら盛り合わせ
  • わかめの酢の物
  • 七夕ゼリー(手作り)
8月2日 暑中お見舞い

  • 夏野菜カレー
  • 福神漬け
  • コーンサラダ
  • スイカ
9月22日 秋分の日

  • 炊き込みご飯   
  • さんまの塩焼き
  • 2色しんじょうの炊き合わせ
  • ほうれん草と桜海老のあえ物  
  • おはぎ

選択食・誕生日祝い

患者さんにとって食事の時間が唯一の楽しみであると思いますので、食種によっては週3日間の昼食と夕食の選択メニューと、誕生月の方にバースデイケーキを提供しています。
選択メニューの一例

Aメニュー:クリームシチュー  
Bメニュー:エビカツとカニクリームコロッケ

誕生日ケーキの一例(バースデイカード付き)

噛むこと、飲み込むことが困難な方のお食事について(嚥下食)

当院では「日本摂食嚥下リハビリ―テーション学会嚥下調整食分類2013」に準じた嚥下調整食をお出ししています。刻み食は0.5cm~1cmに刻み、肉や魚などパサつくものにはとろみ剤でとろみをつけています(嚥下調整食4)。細か刻み食は触感が少し残るくらいまでミキサーにかけてとろみ剤でとろみをつけています(嚥下調整食2-2~3)。ゼリー食はミキサーにかけ滑らかなペースト状にしてゲル化剤で固めています(嚥下調整食1j~2-1)。お茶や汁物などの液体は「中間のとろみ」を基準にお出ししています。
きざみ食

細か刻み食

ゼリー食


個別栄養指導

糖尿病、高血圧症、心臓病、脂質異常症、肝臓病、膵臓病、貧血、痛風、潰瘍、胃切除後、高度肥満、小児食物アレルギー、癌、摂食嚥下機能の低下(食べ物の呑み込みが悪くむせる)、低栄養、など栄養や食事全般についての相談を承ります。
上記病名以外でも食に関するお悩みをご相談ください!

栄養指導を希望される患者さんへ

診察時に医師に伝えてください。ご予約をお取りします。相談時間は30分程度です。
相談時間 平日 10時00分~16時00分(※土曜日にご希望の方はご相談下さい。)

栄養サポートチーム

栄養状態が低下している患者さんや栄養状態が低下する事が予測される患者さんに対し、主治医の指示のもと、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などの複数の専門家で構成されたチームで栄養管理を行い、病気の回復をサポートする事を目的とした活動です。今年の11月からスタートしました。週1回木曜日に活動していますので、お気軽にお声かけ下さい。